学校長あいさつ


 
目指す学校像

 「創造する力を伸ばし、協働する元気な集団を育てる学校」

 本校は、昭和47年に開校し、創立47年目を迎える地域に支えられる伝統ある高等学校です。あらためまして、地域の方々によるご支援に感謝申し上げます。

 開校当初、各学年6学級規模でスタートしましたが、昭和50年台後半から平成の初めにかけてはこの地域の人口増に伴い、各学年10学級規模となり定員は最大時1430名にのぼりました。以降、少子化傾向から、現在は各学年5学級規模定員600名となっています。

 県教委の指定を受け、平成18年より「フレッシュ高校生社会体験プログラム」「自分発見!高校生感動体験プログラム」の実施校として、いち早く「就労体験」に取り組みました。生徒は、その経験を通じて、社会を構成する一員として自覚を高め、周囲の人や家族への感謝の気持ちを培うとともに、地域との交流を深めてまいりました。

 現在、「人生100年時代」を迎え、社会の仕組みが大きく変わろうとしています。また、急速な「科学技術の進歩」と「グローバル化」もまた、先行き不透明な時代を創り出そうとしています。このような時だからこそ、高校の3年間の過ごし方が大切であると考えます。高校時代は、人生の基礎基本を学び、自らを磨くことの絶好の時機です。積極的に様々なことに興味関心を持ち、自分自身の内面を見つめ、この不透明な時代に未来を切り拓く力を養ってほしいと思います。

 ところで、本校の校歌は、草創期の先生方の手によって作られました。初代教務主任として学校の礎を築いた藤本裕之先生ら国語科の先生方がまず構想をまとめました。この草稿をベースに初代校長高島朗先生・教頭大野好治先生(後の三代校長)ら当時の先生方が加わり、未来への希望を込めて完成させたものです。そして、音楽の担当であった八木原宗夫先生が、作曲を任され、最高の「手作りの校歌」が誕生したのです。

 校歌に歌われる和光高校のそびえる「武蔵野の沃野」では、顔をあげれば大空が広がり、爽やかな風が身体を吹き抜け、荒川の流れが大地を潤すという牧歌的な情景が浮かび上がります。学校の主役である生徒は沢山の可能性を有する「伸び行く若樹」達です。いつの時代にもこの生徒たちを健やかに育てていこうという力強い決意が歌詞に込められているのです。肥沃な大地には、良い作物が育ち、自然が潤い、文明が築かれます。開校以来の伝統ある部活動と若い教員集団が生徒ともに夢を語り、汗を流します。和光高校には、人を育てる豊かな土壌があります。

 本校の目指す学校像は、「創造する力を伸ばし、協働する元気な集団を育てる学校」です。校歌のように「友と」、「新しい今日を学び」、「新しい今日を創る」若者たちを育てていきます。

            平成30年4月     校長 今西 善徳